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GNI(2160)に関する考察

以下は、本日予約投稿(予定)でしたが、昨日タイムリーな増資IR発表がありました。
第三者割当てによる第40回新株予約権
自身のメモ(事前検討)のため、記事公開し、じ後の資とします。ちなみに、MSワラントで増資額は想定を超える(研究開発費等も資金調達)ものでした。

(事前考察分)
2月23日1915、肺線維症治療薬「アイスーリュイ」(ピルフェニドン)が中国人力資源社会保障部が公表した新保険目録に収載されたとIR発表しており、今後の業績への寄与を期待した買いからストップ高を交えて急騰していました。

株価は増増担保規制の中、強含み4月3日には高値938円を示現し、その後、新興市場の軟調及び地政学リスクの顕在化等が影響してか弱含み、4月18日に通期連結業績予想を上方修正したにもかかわらず引き続き下落傾向にあります。

これは、上方修正自体がBerkeley Advanced Biomaterial,Inc.の買収による黒字転換であること、買収額が概算で59.7 百万ドル(6,510 百万円)に上るものの、資金源が明らかにされていないため、増資懸念により株価が軟調に推移していると思われます。

増資は行われるのでしょうか。
約65億円の資金を、今期売上予想が29億円そこそこで最終益が-6千万円の会社が容易に調達できるとは素人がどう考えても不安になります。形的には、間接金融による調達(デットファイナンス)か直接金融による調達(エクイティファイナンス)になると考えられますが、金融機関(銀行等)から借り入れるデットファイナンスは原則として黒字企業しか借入できない、将来性が不確実な新規事業には向かない等敷居が高いと思われます。一方、エクイティファイナンス(株主割当、第三者割当、公募)は、株主に対して合理的な説明が求められるものの、返済期限がなく財務体質強化等の側面もあり、発行会社にとっては都合の良い資金調達手段と推察されます。

そもそも、費用と時間をかけて上場し、小うるさい株主に対してIRしている目的の第一は資金調達です。特にバイオ企業は他社をみても分かる通り、色々な形の増資を強行し、多くの企業が株式価値の希薄化を重ね、結果が出ずにそのまま市場から消えてなくなるケースも少なくありません。

エクイティファイナンスは、幹事証券が事前に顧客である投資家の反応をリサーチし、そのリサーチ結果に基づいて発行条件を決めるという手順が大半ですので手数料さえ渡せば証券会社の担当者が頑張ってくれます。そう考えると、やはり増資が有力であり、今現在、正に株価等の市場動向も含めてリサーチ中ということではないでしょうか。

発行済み株式数は、114,024,831株
15%希薄化で予想発行株式数が約17100千株、株価386円換算で約65億円調達可能です。これは概算ですが、株価次第で大きく調達額が変化するので、株式価値20%前後の希薄化の覚悟は必要でしょう。

この企業買収自体は、事業リスクの低減及び医療関連事業への展開による売上の安定化・増大につながるのでポジティブ(前向きな事業拡大)ですが、見えていないものがリスクかもしれません。アイスーリュイの新保険目録収載による劇的な収益向上及びBerkeley Advanced Biomaterial,Inc.の買収による医療関連事業への展開による高収益の実現への期待を考慮し、将来的な時価総額が2,000億円を超えると思えば上値余地はまだあると判断できますが、市場の判断は如何に。

いずれにしても、短期的には資金調達手段及びアイスーリュイの新保険目録収載による具体的な業績数値・将来性を確認する必要がありますが、全ての増資が悪ではありません。



*参考資料
アイスーリュイの新保険目録収載に関するお知らせ
通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
Berkeley Advanced Biomaterial,Inc.の買収について
※株式投資に関する判断は、御自身で確認の上、自己責任で行って下さい。

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プロフィール

王騎博士

Author:王騎博士
分野:国内株式
国内株式の信用取引を主体に2~3社に集中投資、思惑が外れ下落に見舞われることしばしば、損出しを行いつつ投資企業を信じて再度ポジショニング、右往左往する零細投資家

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