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PHILCOMPANY(3267)に関する考察

まだ投資に値する魅力があるのでしょうか。昨年11月東証マザーズに上場したばかりで、まだ事業規模が小さい同社が今後、持続的な事業拡大により大きく時価総額を伸ばせるかどうかが投資上の関心です。

特に会社四季報記載の課題、
「目下の課題は人手不足による受注取りこぼし。上場による知名度向上テコに、期中に従業員数倍増目指す(前期末13人)」、ここが焦点です。

① 人手不足を解決(人材強化による費用)
現在の正確な数字は不明ですが、「従業員数9人、平均年齢 36.7歳、平均年収 5970千円」という資料があります。前期末に13人程度の人員増強予定ですから、13人の平均年収を500万円×13人=6500万円とします。新入社員で補強するのなら、もう少し低い平均年収になると思われますが、ヘッドハンティングや有望な経験者採用となると、その採用のための人件費はやや高くなるとの予想を含んでの主観的な概算です。 しかし、これは企業が大きくなるために必要不可欠な先行投資であり、事業の拡大が成功する企業には良い人材が集まり良い仕事をします。

② 受注状況と今後の拡大
【竣工件数と受注件数】
平成28年11月期決算短信〔日本基準〕(連結)(抜粋)
具体的に業績として反映されるタイミングは決算短信によると、「当社グループの主な売上高は、引渡基準を採用しているため、物件の引渡時に計上」となっています。第12期連結会計年度の3四半期~4四半期の受注件数16件は今年度の業績予想に含まれていると推察されるため、特にポジティブな数字ではなく、前年度実績を超える受注件数が如何に増えるかが業績寄与のカギとなるはずです。

単純な数字比較にはなりますが、
第11期連結会計年度の受注件数は21件、第12期連結会計年度の竣工件数19件で概ね数字が合うと思われます。(竣工に至らないものや、年度ずれもあるので概数と認識)、これを踏まえると今期(第13期連結会計年度)は前期受注件数を下に20件前後です。なお、平成28年11月期受注残高は1,334,362千円(前年同期比136.5%)です。

重要なのは、新たな受注による今年度内の竣工件数の増加と次年度に繫がる受注件数ですが、具体的には何があるのでしょうか。一つに先日発表された「コインパーキング上部を活用した空中保育園施設を武蔵小杉に新設」であり、これは今年度新たな受注で8月竣工予定と思われますので、そのまま業績へ上乗せ分となるのではないでしょうか。更に、このプロジェクトは東急電鉄の中期3か年経営計画の重点施策に乗っており、引続き同様の案件を継続的に受注できる可能性も示唆しております。

●業績好調を支える要因
高い水準の受注残高
コンタクトパートナー及びWEBを活用した効率的な集客
東急電鉄系列から受注獲得した空中保育園

●成長拡大のための負担
人員増強による人件費の増加(戦力化には時間を要する)

フィル・カンパニーの業務は、駐車場上部の空中空間活用に始まり、待機児童問題の解決、訪日外国人増加に伴う簡易宿泊所の誘致、スポーツ及び健康維持・増進に繫がるスポーツジム誘致等国策も含め様々なテーマがあります。現在の時価総額約93億円、今月14日(金)1四半期決算発表予定、同日に株式二分割、株価は全体の地合いに押され先月3月6日高値4,985円から大きく調整中です。状況は良い方向にも悪い方向にも、絶えず変化し流動的です。決して楽観視せず、不安なことは直接会社IRに電話やメールで問い合わせることも大切です。特に新興市場企業でもIRに対する会社の姿勢等感じの悪いIR窓口はすぐに分かります。

投資上、留意すべき事項は、会社自体の実際の成長スピードと期待する株価(時価総額)、それに対する自身の投資における時間軸です。個人的には、1四半期決算発表において過度の業績期待は禁物だと認識しています。


◎参考資料
平成28年11月期決算短信〔日本基準〕(連結)
フィル・カンパニーホームページ
※株式投資に関する判断は、御自身で確認の上、自己責任で行って下さい。

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プロフィール

王騎博士

Author:王騎博士
分野:国内株式
国内株式の信用取引を主体に2~3社に集中投資、思惑が外れ下落に見舞われることしばしば、損出しを行いつつ投資企業を信じて再度ポジショニング、右往左往する零細投資家

目指すべき山の頂 1億円

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